Walking wounded

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Dr.コトー診療所2006 最終回を前に

Dr.コトー診療所2006、いよいよ今日が最終回です。僕の感想ですが、やはり今回は期待はずれだった気がします。敗因は、柴咲コウの出番をすっかり食ってしまったどろろにあると思われます。Dr.コトーは彩佳なしでは成立しないし、してはならなかった。コトー先生も島民も、同じタイプの人ばかりがそれぞれに中途半端な不安と絶望を抱えて生きている。島で生きるということを前向きに捉えようとしていた前回シリーズとは異なり、安易な不幸の無限ループに陥ってしまっているようです。これはどこかで見た。そう、北の国からです。そんなにひとは人前でしょっちゅう泣きますか?

唯一今回のキャスティングで出色の鳴海先生は出番が少なすぎて、停滞する時間軸に冷や水を浴びせかけるだけの役割が発揮できない。原剛利の借金はどうなったのか、剛洋の学費は誰が払っているのか、坂野ゆかりの末期がん全快は不自然すぎないか、仲依ミナのDVは時流に乗りすぎていないかなど、果てしなく吟味された前回のシナリオに比べると、個々の小振りなエピソードが消化不良を起こし、その結果ドラマとしてのメッセージを残すことなく、空中分解してしまったように思えます。時間のとれない柴咲コウのためコトー先生までが上京して(笑)最終回をどうまとめるか。大いに期待しています。
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先生はやるといったら必ずやる人なんです



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鳴海先生、すばらしかった。予定調和ではありましたが、よい終わり方でした。
さあ、お正月はみんな島に帰りましょう。
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by unchained_melody | 2006-12-21 19:59 | Diary