Walking wounded

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Farewell 2006

もう日本にいらっしゃらない方も多いんでしょうね。いよいよ今年も押し迫って参りました。さっき近所のスターバックスに行ってきたんですが、がらんとしていて、お店の人も所在なげでした。僕は大晦日の東京に漂う、時間から取り残されてしまったような感覚が好きです。珈琲の甘い香りに満たされて、しばらく通りを眺めてきました。今晩遅くに東京を出て京都に向かうつもりです。

今年、いろんなことがありましたが、やはり大きいのはカレラSの納車かな。納車前はもちろん、納車後もJUNさんはじめDENさんやtomtomさん、COOPERさん、giacomoさん、そしてSeiuchiさんやKazuさん、usapyonさん他みなさんのブログを巡回しながらせっせと情報を入手させていただいたものです。そしてそれだけでは飽き足らず、大胆にも7月からは自分もブログを始め、多くのポルシェオーナーの方のリンクもいただきました。

さて、今年も残すところあと一日。いいことがあり、悪いこともあり、落ち込んだり浮かれたり。でも同じ日は二度と訪れることはなく、残りの人生の最初の一日がもうすぐ始まろうとしています。お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
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by unchained_melody | 2006-12-30 22:34 | Porsche

MY06 クリスマス

2006年のクリスマスも終わりました。あと何回、僕はクリスマスを迎えることだろう。年々こういうイベントが他人事に思えてきます。にぎやかな街のイルミネーションや、はしゃぎ回る人々をうざったく感じ、プレゼントの交換さえ面倒くさい。でも20代の頃、東京バリバリ現役時代の僕はそうではなかったです。複数の女の子とデートの約束を取り付け、それぞれにどこのホテルを予約し、どんな演出で(以下略)しようかなど、つまらないことに躍起になったものでした。人は変わりますね。

ほんの少しのミスも許されない高度なシミュレーションと交錯する無意味なレトリック。広告代理店時代の僕は、人ではありませんでした(笑)でも僕がそうして昼も夜もなく女の子にうつつを抜かしている間に、ある人は公務員試験の上級をクリアし、ある人は夢を抱えて起業し、ある人は努力の末上司に認められ、僕は人生のレースに置いてきぼりをくってしまいました。作曲家になろう、それがだめでもせめて一度は志した音楽で生計を立てて行こうと思ったのは(笑)ちょうど今から10年前のクリスマスのことでした。
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12/24 20:50 アーキュレイ・チタンの排気音も高らかに。
さあ、出動!ちょっと面倒くさいけど。

今年もふつーのクリスマスでした
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by unchained_melody | 2006-12-26 03:24 | Diary

Dr.コトー診療所2006 最終回を前に

Dr.コトー診療所2006、いよいよ今日が最終回です。僕の感想ですが、やはり今回は期待はずれだった気がします。敗因は、柴咲コウの出番をすっかり食ってしまったどろろにあると思われます。Dr.コトーは彩佳なしでは成立しないし、してはならなかった。コトー先生も島民も、同じタイプの人ばかりがそれぞれに中途半端な不安と絶望を抱えて生きている。島で生きるということを前向きに捉えようとしていた前回シリーズとは異なり、安易な不幸の無限ループに陥ってしまっているようです。これはどこかで見た。そう、北の国からです。そんなにひとは人前でしょっちゅう泣きますか?

唯一今回のキャスティングで出色の鳴海先生は出番が少なすぎて、停滞する時間軸に冷や水を浴びせかけるだけの役割が発揮できない。原剛利の借金はどうなったのか、剛洋の学費は誰が払っているのか、坂野ゆかりの末期がん全快は不自然すぎないか、仲依ミナのDVは時流に乗りすぎていないかなど、果てしなく吟味された前回のシナリオに比べると、個々の小振りなエピソードが消化不良を起こし、その結果ドラマとしてのメッセージを残すことなく、空中分解してしまったように思えます。時間のとれない柴咲コウのためコトー先生までが上京して(笑)最終回をどうまとめるか。大いに期待しています。
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先生はやるといったら必ずやる人なんです

お正月はみんな島に帰りましょう
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by unchained_melody | 2006-12-21 19:59 | Diary

走り去るもの

週に2回、ゴルフの練習に出かけます。大体仕事の後なので、行くのは深夜です。24時間営業のレンジが私の知る限り都内に一カ所、横浜に一カ所あって、横浜に行く時は首都高湾岸線、都内のレンジに行く時は向島線を使います。その行き帰り、僕は「藤原とうふ店」の看板を背負う藤原拓海のように、片道30kmの道のりを全力でひたすら走ります。

ポルシェは本当に速くてタフな車だと思います。ポルシェがこんなに速くてタフでなかったら、どんなにヒップが張り出していようがRRであろうがリスペクトできなかったと思います。僕のなかでポルシェはスピードと同義語です。でもGTRとかランエボみたいな体育会系は苦手です。8Lのブラバスも同様です。理由は年末にでもよく考えてみます。
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疲れててつい何も考えず、車止めがあると思ってバックしてました。危なかった・・。
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by unchained_melody | 2006-12-21 12:26 | Porsche

This is my song for you...

どうにかスケジュールを消化して、明朝予定通り帰国します。途中テレビ局のクルーと合流し、映画のプロモを兼ねて衛星のライブ撮りを行ったのですが、彼らの民度の低さには全く閉口しました(笑)モノを作る志が違うというか・・。クリエイティブとは、似ても似つかない業種なんですよね。まさにワイドショー。

ニューヨークのクリスマスは、本当にプロフェッショナルな感じ。さすが本場というか、それがいいかどうかはともかく、隙がありません。時間があったので、凍てつくような夕闇のなか、Lower East Sideを歩いてみました。石造りの美しい街並を歩いていて降りてくる歌は、ドリカムのWinter Songでした。僕はあの曲がとても好きです。サビの"I want to show you everything I see, the way I'm feeling"のあたり、息苦しい程に切ない気持ちになります。低い空を見上げながら、雪が降ればいいなあと思うのですが、降って欲しいと思うときに雪は降りません。そう言う意味では、雪は涙と似ているところがありますね。
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"The gratest gift I ever had was you"。
メリークリスマスまで、今年ももうカウントダウンです。
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by unchained_melody | 2006-12-18 03:35

New York State of Mind

現地スタッフとの打ち合わせとレコーディング、さらにプロモの撮影をかねてニューヨークに来ています。スケジュールが決まって4日目に出発という慌ただしいものでしたが、予想に違わず難航を極めています。クリスマスを控えて、テロ警戒レベルが上がっているとかで、街では何かと制約が多いように感じます。日本が平和すぎるだけでしょうか。

スケジュールの合間を縫って友達のライブを見てきました。彼は大学卒業後バークリー音楽院へと進み、以降こちらでプロのベーシストとして活躍しています。彼とは学生時代同じバンドにいましたが、メンバーが続々就職を決めていくなか、ひとり執拗に自分の夢を追いかけ、気がつけば凄腕のスタジオミュージシャンとしてジャズ界の巨匠のアルバムにクレジットを見かけるようになりました。狭いクラブでしたが、彼目当ての客が押し寄せ、期待を裏切られることないすばらしいステージでした。
いろんな生き方があって、どれが正解とかはないけれど、できることなら一分一秒を惜しみながら、慌ただしく生きていきたいと思います。のんびり暮らすことが何より性に合わない性格なので。
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もう2、3日、こちらでの暮らしが続きます。
クリスマスもいいですが、寒すぎ。早く帰りたいです。
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by unchained_melody | 2006-12-14 07:05 | Diary

クラウンに乗った悪魔

先日ゴルフに行った際、友人の新型クラウンに同乗する機会がありました。クラウンって乗ってる人が身近にいないし、ほとんど印象がないのですが、その彼も普段はメルセデスの500SLに乗っていて、クラウンはSL点検中の代車として用意されたものでした。
走り出して驚いたのがその静かさ。そして乗り心地の良さです。帰り道僕が運転したんですが、運転している感覚が希薄で、気がつくととんでもないスピードが出ています。ボディカラーが黒だったせいもありますが、デザインもきっちりおじさんしていて、ちょい悪などと若ぶることなく「おじさんのどこが悪か」的潔さが感じられてよかったです。

でも運転していて面白みはないよな、と友人に言うと、友人は?な顔をしています。
「面白いとか面白くないとか、そんなのあるの?」
「いや、あまりにもラクすぎてつまらないんだよね」
「ラクで一体何が問題なの?」と彼。レコード会社で働くもう一人の同乗者も、
「やっぱアーティストってちょっと変わってますよね」と笑っています。

確かに僕は運転しながらいろんなことを考えます。ホイールを替えてバネ下をもっと軽くしたいなとか、この狭いコクピットの居心地の悪さがたまらないなんてこと。きっとここにアクセスしていただいている方の多くもそうでしょう。でも前回の価値観の話にも共通することですが、誰もがそうというわけではありません。優等生過ぎてクルマとしての面白みに欠ける、なんて哲学的なことをうっかり口走ってしまうと、ではあなたはクルマに一体何を求めるのか?と変人扱いされかねないことを忘れてはいけないようです。
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でもクルマについて何かを感じたり、
その思いを他の方と共有できる自分でよかったなーと思います。
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by unchained_melody | 2006-12-10 04:32 | Diary

50万で何が買えるか

いくつか大きな仕事が決まってひと安心しております。先ほど調子に乗ってコーンズでスカリエッティを申し込んでしまいました・・てゆうのは嘘ですが(笑)仕事の帰り、青山のコム・デ・ギャルソンで、年末に急遽必要になったスーツを買いました。そのあとスタジオで会ったディレクターの友人にその話をすると、ギャルソンって安い割には見栄えがいいよね、と言います。それ程スーツが安いと思わなかった僕は、ちょっと驚きました。そういう彼の腕には50万はするクロムハーツのブレスレット。指輪も合わせれば200万円位するらしい。僕もけして装飾品や衣服に関心がないわけではありませんが、カッコいいね!ではなく、もったいねー!と言っていました。

ちなみにゲンバラのフロントスポイラーが取付費込で約50万です。ここでポルシェのパーツが高いとか安いとかの話をするつもりはありません。ただ、僕にとってブレスレットがシルバーのチェーンであるように、彼にもスポイラーはプラスチックの固まりに過ぎないわけで、両者の距離を埋めるのは容易ではありません。それでも人は相応の価値を見いだし、対価を支払います。また、友人は国立の自宅まで1.5万円払ってタクシーで帰ります。維持費を考えたらクルマを買うよりタクシーの方が安いと言う。僕はタクシー代は1000円でも惜しい気がします。でもカレラSは1300万もするんです。

あるものを高いと思うかどうかは、人によって異なります。そのあまりの違いに、時に愕然とします。もちろん世の中にはバーニーズ・ニューヨークにふらりと立ち寄って300万くらい服を買い、ガヤルドで帰って行く人もいます。これはそうでないひとのお話です。
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僕はクリスマスに買わされるエルメスのバッグがこの世で最も高いと思います(笑)

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by unchained_melody | 2006-12-04 18:44 | Diary